昨年11月に名張市中期財政計画ローリング版が発表され、都市振興税も令和6年から廃止し、人口の自然減・社会減などの影響も懸念され、数年後には財政調整基金も枯渇し、名張市の財政は決して明るいものではないと言う市長の説明がございました。そんな中、あれがムダこれがムダとか物価高で大変になっているのに「職員の給料が云々」と言う話も出る中、私は「予算の使い方も大切だが、如何にして予算を増やすか?」に軸足を置いて質問をさせて頂きました。商売も売上が上がらないと仕入れも出来ません。」まさに商売人目線でお話をさせて頂きました。
またもや「かわまち」、ですが今後の名張の発展には欠かせない重要事項
かわまちの件では「とび石」だけではなく、賑わい創出事業についてもお話させて頂きました。2年間しつこく「かわまち」を訴え続けた甲斐もあり令和6年度の当初予算で「賑わい創出事業」についての予算が少しですが付きました。ですが少ないと言っても「しっかりとしたプランを立て、国から事業に係る資金を助成して貰うための予算」であり、これをしっかりと遂行する事で、名張が近い将来賑わいのある町になれると言っても過言ではないと私は思っています。その為にこれからもこの事業が成功する様、しつこく追求して行きたいと思っています。観光・物産・地域交通などあらゆる事が好転します!分母が増えれば分子も増え、絶対数が増えます!
ふるさと納税の独自の販売サイトを制作して歳入増、支出減の実現を
私は10年前に、名張の良いものを全国にお届け出来る通販サイト「隠市(なばりいち)」を作りました。そしてそれを当時の知事である鈴木英敬氏を介して松坂電子計算センターに運営を託しました。右の写真はその出会いの写真です(私は右端)。今名張市のふるさと納税はポータルサイトに高いロイヤリティーを支払って運営していますが、隠市をふるさと納税サイトに作り替えロイヤリティーを節約する事で名張の財政に寄与出来ると考え、提案しました。独自サイトだとアクセス数が伸びないと言われると予想し、名張市のホームページのアクセス数を聞いた上で、そこにリンクを貼る事でアクセス数が期待できると提案しました。
広域連携については「災害対策においても広域連携が必要だ」と訴えました
今年は元旦に能登地震が発生し、防災・減災の重要性をあらためて実感し、2月には会派で防災研修を受講しました。そして山に囲まれた名張市にとって何が重要か?を考えた時に「災害対策と広域連携」でした。能登地震でも道路インフラの崩壊により物資の運搬不全やライフラインの脆弱性が浮き彫りになりました。そんな時こそ近隣地域との情報のやり取りがスムーズに行われる体制づくりは必要不可欠であると訴えました。観光だけでなく、こうした不測の事態の協力体制を整えるべきだと思いました。