小波田の火縄について見聞するため岩嵜様(上小波田)を尋ねました。

4月22日、上小波田の岩嵜様の火縄づくりを見学に行きました。

火縄銃の火種として欠かせない火縄ですが、上小波田の火縄のように竹で編んだ火縄は珍しいのだそうです。

竹は僅かに油分もあり雨風にも耐え易く火種が長持ちするのだそう。

幕末には藤堂藩の伊賀鉄砲隊が活躍し、戦国時代も伊賀の鉄砲隊は雑賀衆と同様に各地の大名の傭兵として重宝されたのやも知れません。

400年以上前からそんな鉄砲隊の火縄を守り伝承して来た小波田地区の人々はまさしく忍者の末裔だと思いました。

岩嵜城址もあります。小波田のハタはハタオリベ(服部)のハタだと私はこっそり思っています。

隠の小波田の火縄づくりを支える岩嵜氏