和歌山県橋本市は面積も130k㎡と名張市とほぼ同じ大きさで人口は6万 人弱と名張市よりやや少なめですが、予算額は名張市と同規模であり、議員定数も同じ18です。
また大 阪難波まで南海鉄道で1時間弱、和歌山市まで車で40分と言う好立地で あり、名張市が車でも近鉄でも1時 間で大阪まで行けるのと同様である。
ただ、橋本市の場合は京奈和道路が開通した 事で関西空港や大阪市、奈良市、和歌山市へのアクセスが格段に良くなった事が人 口増加に良い影響を与えたと思われました。
活性化に欠かせないのは、やはり「道路インフラ整備」
橋本市の人口減少率が緩やかになったのは2020年 頃からとの分析でした。
その要因は2017年に橿原 から和歌山I.Cまで開通した京奈和道路の影響が考 えられます。
京奈和道路の和歌山JCを経由して関 西空港まで60分で行けるようになりました。
交通 の便がよくなった所に、子育て支援や移住促進政 策など「住み良い橋本市」をPRした結果が橋本市 の人口減少問題を解決したと思われる。
もし道路インフラ整備なしで上記のような 政策を実行しても人口減少に歯止めはかからなかったと断言出来ます。
名張市は近鉄で栄えた町、次は名阪バイパスが鍵となる!
名神名阪連絡道が計画路線となりました。
伊 賀地域の利便性は上がるでしょうが、問題は名張市に高規格道路が通っていない事です。
1965 年大阪万博開催に向けて名阪国道が開通しました。
時の国会議員は伊賀市出身で名阪国道は名張市を通らないルートとなりました。
その為 「ストロー現象」が起こり、工場などは名張市内ではなく伊賀市の国道沿いに建設されました。
今の名阪国道は五ヶ谷付近など危 険な場所も多い。
故に天理~名張間の山々をトンネルで繋ぎ、名張経由の現在より 安全な道路の建設が望まれます。
これが叶うと名張ー大阪間は車で40分と利便性 が上がり、工場もたくさん建ち、観光客も移住者も増えると考えます。